慶応大の岡野栄之教授らの研究チームは20日,筋萎縮性側索硬化症(ALS)の人にパーキンソン病の薬「ロピニロール塩酸塩徐放剤」を使うと病気の進行を遅らせる可能性があるとする治験の結果を発表した.患者のiPS細胞を薬の研究開発に生かす「iPS創薬」で見つけた薬が,治験で有効と確認できたのは世界で初めてとなる.
慶応大の岡野栄之教授らの研究チームは20日,筋萎縮性側索硬化症(ALS)の人にパーキンソン病の薬「ロピニロール塩酸塩徐放剤」を使うと病気の進行を遅らせる可能性があるとする治験の結果を発表した.患者のiPS細胞を薬の研究開発に生かす「iPS創薬」で見つけた薬が,治験で有効と確認できたのは世界で初めてとなる.