順天堂大学大学院医学研究科神経学の服部信孝教授,森聡生助手,パーキンソン病病態解明研究講座の
今居譲先任准教授らの研究グループは,パーキンソン病の原因遺伝子の1つであるPLA2G6をモデル動物で
働かないようにすると,神経細胞内でタンパク質α-シヌクレインの凝集化が起こり,パーキンソン病発症の
原因となる神経細胞死が誘導されることを発見しました.また,モデル動物にリノール酸を混ぜた餌を食べ
させることでα-シヌクレインの凝集化の阻止と神経細胞死の予防に成功しました.結果,パーキンソン病の
効果的な予防・治療法の開発に向けて栄養学からのアプローチが可能になることが期待されます.
詳細は以下をご覧ください.
https://www.amed.go.jp/news/rilease_20190927-01.html
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/gengochoukakushi/